2016年11月14日月曜日

FON2405EにOpenwrt導入の挑戦

約2年ほど前、FON2405Eにカスタムファーム導入に挑戦した。
http://continue-to-challenge.blogspot.jp/2015/01/fon2405e.html

その時は、Openwrtはサイズが2MB以上になってしまい、
結局 RalinkSDK的なものを使ったカスタムファームを導入することにした。
http://continue-to-challenge.blogspot.jp/2015/01/fon2405e_24.html
http://continue-to-challenge.blogspot.jp/2015/01/fon2405e_27.html

でも、最近になって、FONのGPIOでシリアル通信をやらせたいと考えるなかで、
SDKのバージョンも古いし、FONのフラッシュ2MBしか無いのが不満に思えてきた。

いまさらだけど、フラッシュメモリを載せ替えたら幸せになれるんじゃないかと思えてきた。すでにやっている方もいるみたいだし。
https://awaitingstock.wordpress.com/2013/01/11/fon2405efonara-simpl-flsah%E8%BC%89%E3%81%9B%E6%9B%BF%E3%81%88/

そのための準備として、最新のOpenwrtはFON2405E でも動くのか?というのを確認した。


手順1 Openwrtのカーネルソース入手

基本的には、以下の手順だけど、 別にtrunkじゃなくて、安定版が欲しい時は、
https://wiki.openwrt.org/jp/doc/howto/buildroot.exigence
https://dev.openwrt.org/wiki/GetSource

svn co svn://svn.openwrt.org/openwrt/trunk/
git clone -b chaos_calmer git://github.com/openwrt/openwrt.git
にしたら幸せになれた。
 
 手順2 Make!

「make menuconfig」後の話
   Tartget System = Ralink RT288x/RT3xxx
  Subtarget           = RT3x5x/RT5350 based boards

ほかは必要に応じて変更
pppやusb関係が不要なら削除など。

手順3 FON2405Eにお試しインストール

先の手順で、bin/ramips/以下にバイナリイメージがたくさん作成される。
そのなかで、これを試してみる
2369793 bin/ramips/openwrt-ramips-rt305x-rt-g32-b1-initramfs-uImage.bin
なぜお試しかというと、イメージサイズが、2MB以上だからOrz
インストールできない!!

作成したイメージをTFTPサーバー上においておく、名前は適当に今回はuImage.bin。
このサーバーのIPは10.10.10.3とした(FONのU-Bootのデフォルトがそうだから) 。

FONはリセットボタンを押しながら電源ONして、U-Bootの起動オプションで3を選択!

その後、 コマンドラインから
tftpboot 80800000  uImage.bin
そして、
bootm
とすると、Openwrtが起動しました!



嬉しいけど、やっぱりインストールしたい!
フラッシュメモリを載せ替えるか!?



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