2016年11月16日水曜日

FON2405E カスタムファーム用のドライバ開発(準備)

FON2405EのGPIOを使ってシリアル通信をさせるため、いろいろ回り道をしながら挑戦を続けてきた。
今回は、RalinkSDKで作った FON2405E用カスタムファームに向けたドライバ開発について。

1.カスタムファームの変更

まずは、カーネルコンフィングの変更
[make menuconfig]で、[Loadable module support]以降を適当に有効化しておく
Enable loadable module supportとか。
これを忘れていて、make時にprintkとかが定義されていないと怒られた。ハマった。
http://stackoverflow.com/questions/31195516/error-building-android-kernel-module-on-ubuntu-14-04

その他に、insmodとかlsmodとか必要に応じで、有効にしておく。

ファームができたら、FONに入れておく。

2.テスト用ドライバの作成

とりあえず、準備なので何でも良い。やっつけコードを、末尾に記載。

3.Makefileの準備

 ここがいろいろ試行錯誤した。

4.いざ、Make


一撃! うれしい!! 未使用変数の注意が出ているけど、知っているやつなので、放置。

これで、my1st.koができた。

5.NFSマウント

SDKのマニュアルどおり。
mount -o nolock 10.10.10.3:/var/lib/tftpboot /mnt
でOK

6.insmodしてみる

作成したmy1st.koをinsmodすると・・・。


よかったーーー。 ちゃんとprintkも動いている。
あきらめずに続けてよかった。
ラズベリー・パイで下準備しておいて本当によかった。

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