2018年7月16日月曜日

キャラクタ液晶に天気予報を表示する

暑い・・・。暑すぎる。

キャラクタ液晶の使い道を考えていた。
暑くて、天気予報が知りたくなった。

早速結果からだけど、こんな感じ


1. 天気予報を取得する

livedoorの天気予報サービスを利用させてもらう。
http://weather.livedoor.com/weather_hacks/webservice

都市は「東京」なので「http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=130010

JSONで応答してくれるみたい。
[forecasts][0][telop]に[晴のち曇り]
[forecasts][0][temperature][max][celsius]に[最高気温]

linuxボードにpythonとか入っていないので、awkとsedで頑張る!



2. 天気アイコンをアニメーションしたい

外字(CGRAM)は8種類しかないけれど、書き込むと表示中のものも変更された!
ということは、動的に変更できて、なんちゃってアニメーションできそう。


3. 表示

上段に「サイコウ キオン:●●°C」
下段に「テンキ:■■■■■」
■部分は、例えば「晴のち曇」なら
「晴アイコン」「ハレ」「→」「曇アイコン」「クモリ」

JSON出力はUnicodeで「晴のち曇」は「"\u6674\u306e\u3061\u66c7"」となる。
「のち」なら「→」、「時々」なら「/」とした。
外字は

外字は1s毎に書き換えを行い、アニメーションしてるっぽくした。
また、1時間毎に天気予報を更新する。
(今回は実験なので、この間隔にしたけど、長期に使う場合には、
 利用規約確認したり、迷惑かからないように12時間とか24時間とかのほうがいいかも)

ソース

使いそびれたパラレルキャラクタ液晶のSPI化(2/2)

前回からのつづき
制御用のFON2405E(LEDE・Openwrt)向けドライバ作成

1. SPI仕様

[0x01][コントラスト] ※コントラストは0x00〜0x06
[0x02][コマンド]  ※ RS=0 でLCDに出力
[0x03][データ]   ※ RS=1 でLCDに出力

http://akizukidenshi.com/download/ds/sunlike/SD1602HULB-XA-G-G.PDF
http://219.117.208.26/~saka/ham/LCD2/

2. ドライバ仕様

基本的には、MCP23S09の時と同じ。
キャラクタデバイスとして[/dev/ PicClcdDriver0]が作成される。
これに表示したい内容を流しこめばOK
一方で、各種制御は[/sys/bus/spi/drivers/PicClcdDriver/spi0.1/]に
lcd_clear:Clear Display(全表示クリア)
lcd_set_cgram:Set CGRAM address
lcd_set_ddram:Set DDRAM address
が作成される

3. 動作

insmod pic_clcd.ko
echo > /sys/bus/spi/drivers/PicClcdDriver/spi0.1/lcd_clear
echo -n HelloWorld! >  /dev/ PicClcdDriver0

英数字以外 例えば 「イ」とか
echo -ne "\xB2" > /dev/ PicClcdDriver0

外字CGRAM
0番目に「晴?」アイコン
echo 00411040E04110400 > /sys/bus/spi/drivers/PicClcdDriver/spi0.1/lcd_set_cgram



ドライバソースコード

使いそびれたパラレルキャラクタ液晶のSPI化(1/2)

ずっと昔にまとめ買いした「LCDキャラクタディスプレイモジュール」(秋月電子のSC1602BSLB-XA-GB-KとかSD1602HULB-XA-G-G)が使いそびれていた。
5Vだしパラレル入力だし・・・。
最近では、3VとかI2C通信のものが安価に出ている。
困った。 FON2405E(Linuxボード)は 3Vだし、今のところSPIしか使えていない。
そこで、PICマイコン使って
  • インターフェース変換(SPI to パラレル)
  • 3V駆動
  • SW入力
  • バックライト
を目指す。

先に結論↓ こんな感じで、Linuxボードから制御してみた。



1. インターフェース変換

SPI搭載の手持ちPICマイコン=PIC16F818 / 819 にした。
まぁシフトレジスタでも実現できるような気がするけど。
http://www.aitendo.com/product/14623
だけど3V駆動化とかSW入力とかやりたいので、今回はPICにこだわった。


2. 3V駆動

いろいろな方が実現している。感謝!
PICにてPWM出力し、チャージポンプにて負電圧を生成する。
最初に思いついた方すごいね!
http://elm-chan.org/docs/lcd/lcd3v_j.html
http://jsdiy.web.fc2.com/lcd3v/


3. SW入力

入力ピンが足りないので、アナログ入力+抵抗分圧にて。
こちらもいろいろな方が実現している。感謝。
https://synapse.kyoto/hard/keypad/page001.html


4. バックライト

バックライト駆動するためには4V 40mA程度必要っぽい。
2のチャージポンプでは賄えないか・・・。
要検討・・・。

んでもって、現状の回路図はこんな感じ。


ソースコード